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2025年10月13日(月・祝)くもり、小雨
参加者 6名
お天気がどうもパッとしない中、三崎口駅で集まったのは6名。入会したばかりの会員さんがおひとり、あとはみんなスタッフでした。下見などでビンゴ作成に関わったスタッフが4人。もう一人のスタッフはこのところ森歩きがきつくなってきているけど、森に入るのが大好き。来られてよかった!!
そうなんです。私たちスタッフも気づいたらどんどん高齢化していて、いつまで森歩きを楽しめるかしらと、心もとないお年頃。でも大丈夫、森の中を歩く交流会は時速0.5km、いやもっと遅いかしら?
何か見つけるとその場でああでもないこうでもないと調べたり、長い人生溜まりに溜まった
バスで引橋まで行き(いつからバスを使うようになったっけ?)、森の入り口でMMさんからビンゴの説明を聞き、小雨対策の身支度をして森の中へ。
入ってすぐ、最近三浦で見かけなくなったキカラスウリが見つかりました。ふつうのカラスウリより一回り大きく、まだ濃い緑のままで球形のツヤツヤした実がぶらさがっていました。オレンジのカラスウリは森中で見かけましたが、キカラスウリはここと宮前峠でしか見つからず。ジュズダマは大いに繁茂していたけど、そのままで素敵なネックレスの形をしたスズメウリは少なくなっていました。
ヤマイモのムカゴを食べてとろろの味を楽しみ、すぐ隣に生えている葉が丸っこい他はよく似たニガガシュウのムカゴも食べ比べてみましたが、やっぱり苦いと言われる芋と同様、そのままでは食べられたものではありませんでした。
ビンゴの紙を片手に一つずつ植物を確認していきます。あれ、ボントクタデと思っていたのが本当に合っていたのかしら?花穂がしだれていてピンクの花がまばらについている蓼は、蓼酢にするヤナギタデも同じ。そもそも花穂がしだれていないそっくりさんも多いわ!これはヤブタデ(ハナタデ)って言うんですって・・・などと、あちこちで立ち往生。
それにしてもクサギの花期の長いこと!6月くらいからずっと咲き続けて、今は白い花、紫のガク、青い実と3態同時に見られるお得期間。クサギは森中でにぎやかに咲き、黒い揚羽蝶も飛び交っていました。
ホトトギスが小さな群落となって見事に咲いていたのと、ムラサキシキブの実が見当たらなかったことが今回特筆すべきことでしょうか。 みんなビンゴのますはすべて埋まったようです。MMさんが先回りしてえのきテラスでビンゴの賞品を運んで待っていてくれました。お弁当のあと、結局じゃんけんで好きなものから順にいただいて、解散となりました。
出会った生きものたち
水道広場近くで アカネ
森に入って キカラスウリの実、セイタカアワダチソウ、ミゾソバ、ジャノヒゲの実、ヤブタデ(ハナタデ?)、ヌスビトハギの花と実、メナモミ、ヤブマオ、カラムシ(クサマオ)、アキノノゲシ、ジュズダマの実、ヤブマメ、コメナモミ、カラスウリの実、ツユクサ、ホトトギス、ミズヒキ、キンミズヒキ、カナムグラ、レモンエゴマ、ニガガシュウ、チヂミザサ、カタバミ、センニンソウの実(ひげがあった)、ヤマハギ、カントウヨメナ、ヨシ、マツカサススキ、シロバナサクラタデ、イヌタデ、ボントクタデ、タマガヤツリ?、アキノウナギツカミ、アゼガヤツリ?、ミョウガの実、スズメウリの実、ゲンノショウコ、ツルドクダミ、ツルボ、ママコノシリヌグイ、
木 イヌザンショウの実、クサギの花と実、ゴンズイの実、コバノガマズミの実、タラの花(白い小花房のよう)、マユミの実、ハリギリの花、クコの花(つぼみ)、クリの殻(イガイガ)、サルトリイバラの実(まだ緑色)、ジャケツイバラの実(大きな枝豆)、フジの実
昆虫 ツチイナゴ、ハラビロカマキリの卵、イチモンジセセリ、黒いアゲハチョウ
鳥 ミサゴ、ウ、カラス、スズメ、トビ、鳥の地鳴き (ウグイス?)
穴をのぞけば アカテガニ

ビンゴシート

第49回交流会秋の植物ビンゴ作成下見報告
10月5日 次の日曜日に予定されている、秋に目立つ植物を見つけるネイチャービンゴを作るためにスタッフ4人が森へ入った。天気もよく、風もない観察日より。それぞれに見つけたり触ったり耳をそばだてながら歩く。一人が気がつくとほかの方に知らせながら、メモ取りながら。ペルルカフェでおたがいのメモを確認しながら、一人6つの問題の候補をあげることにする。今回はネイチャービンゴの問題をあげるだけではなく、ヒントの文も4人で分担することになった。できたのは、ラインのスタッフメールに流して共有し、できあがったものはスタッフのNさんがケント紙に印刷して交流会当日に持参という手はずになっている。
Nさんも翌日森に入り、写真を撮ってネイチャービンゴ作成にかかわっているので、植物の同定を巡り、ライン上でいろいろな意見が出てきた。間違っていては困るので真剣な意見がかわされた。筆者は意見交換には参加できなかったが同定を巡りオンラインバトルでは埒が明かないと感じた。現場で現物を手にとってみて初めて分かることになるのだと強く感じたと同時にスタッフたちの正しく伝えたいという情熱も感じた。この通信に掲載されている秋のネイチャービンゴは労苦の産物なのだ。
秋にはそれを持って森を散策してみることをお薦めします。

2025年12月7日(日)
参加者 朝からコース6名 午後からコース9名
風もなく、抜けるような青空、気持のよいロングコース日和。朝着込んできた上着も1枚脱ぎ、2枚脱ぎ、お昼には汗ばむような陽気になりました。今日は午後からオーキッドバレー見学というメインのお楽しみがありますので、いつもだったらゆっくりまったりの小網代の森も少しピッチを上げて、13時ちょうどベイシア着。思い思いの昼食をゲットし、イートインスペースでゆっくりと休み、14時、午後からコースと合流しました。
写真:浪本晴美

オーキッドバレーミウラ(OVM) 訪問記
以前、個人的に友人の亡きご主人の職場の蘭仲間ということで、友人と一緒にこの蘭の谷のあるじ稲嶺さんを訪ねたことがあったので、この三浦半島横断の企画の中に蘭の谷の訪問を加えさせていただいた。メールで下見と本番の2回の訪問を快く引き受けていただき
感謝している。
7日の訪問は当初より30分早くしていただき、9名の訪問者を受け入れていただいた。当日、5時50分から三浦市金田港での朝市出店の後なのに疲れもみせずに奥様にも対応していただいた。温室には綺麗に開花した様々なランの花の鉢が無数に置かれている。大きな温室の北よりのテーブルを囲んで目を輝かせ、耳をそばだてて、稲嶺さんの蘭学の話に聞き入った私たち。鋭い質問も。
稲嶺さんは種のさやを2つつけた蘭の株と育成中で滅菌フラスコに入った4段階の成長過程がみられる見本とフラスコから出し栽培中の蘭の苗、花を咲かせた5年後の成熟蘭の姿を用意してくださり、段階毎に丁寧に静かに説明して下さいました。以下、簡単にお話をまとめて列記する。
| ① | エピデンドラム | 2から3月頃の開花)交配を試みてオリジナル品種の育種、栽培、販売。今まで2から300種類の新種登録をしている。登録はイギリスにある機関に、写真など必要な情報を送った後、厳しい審査を経て、世界的に認知されるとのこと。 |
| ② | 交配作業 | どの花の花粉をつけたか日時、名前など記録しておく。(自然界ではミツバチ等) |
| ③ | 種が熟するのに10ヶ月、子房が膨らんで100万粒(カトレアの場合)の種ができている。自生地にはその飼育に適した蘭菌がその成長を助けている。適した蘭菌がない所では育たない。適地でも発芽に2年かかる。 | |
| ④ | 滅菌して蓋をしたフラスコの底にその時期に必要な栄養(企業秘密)を含んだ寒天培養地に種を落とす。成長につれて培養地に栄養素(企業秘密)をいれて無菌状態で育てる。100の発芽個体から25本を選んで育てる。根っこがフラスコ全体に張れば外に出せる。それまで2年かかる。10cmくらいになっている。 | |
| ⑤ | 5年後の開花を予想してやっているがあたりもはずれもある。一品種200株くらい作るが兄弟株でも同じ花が咲かない。年間100種類の種を育てている。 | |
綺麗な蘭の花を咲かせるまでの苦労とかかった時間、そこに対応する稲嶺さんのご一家、一筋に蘭を追い続ける姿勢に感銘をうけた参観者の私たちは今度から蘭の花を唯単に綺麗だとだけ見ないと思う。その奥深さを、生産者への畏敬の念を込めて。最後にここで購入した蘭に困ったら相談してね。と渡された名刺にこの道に取り組んできた稲嶺夫妻の自信を感じてなぜかほっとした筆者なのだ。
以下、26年はじめの蘭展の案内を少し。きっとOVMの名前のついた蘭に出会えるでしょう。
・ 2026年1月16日から19日 第55回新春洋蘭展 横須賀市はまゆう会館 入場無料 横須賀洋蘭クラブ
・ 2026年3月13日から16日 洋らん展 国営昭和記念公園
5月18日:参加者4名。今シーズン初めての変形菌探し。久しぶりで、すっかり感覚(変形菌の眼)が鈍ってしまったようです。それでも会えると嬉しい!常連のツノホコリ、エダナシツノホコリ、ムラサキホコリのなかま数種、マメホコリのなかま。
5月28日:忘れ物を取りにいったついでに3名で。黄色い変形体採取。持ち帰り、オートミールや麩、キノコ数種で誘いをかけても腐木から這い出してきてくれず、消えていってしまいました。別府さんもそのほかに、メダカの餌、熱帯魚の餌、イースト菌を試したものの、何も食べなかったそうです。時期が悪かったのか、好き嫌いがあるのか。綺麗なオレンジ色の未熟体は、その後別府さんの観察でホソエノヌカホコリに。
6月9日:子実体が成長する様子(ムラサキホコリ)を別府さんがタイムラプスの動画を撮影。通信でお見せできないのが残念です。白い変形体の塊がむくむくと茶色い子実体に。
6月16日:変形菌に興味を抱かれたご友人も含め5名。蒸し暑くなっていろいろ出てきました。ホソエノヌカホコリはますます賑やかに、定番のウツボホコリやシロウツボホコリも。
6月18日:3名。新たに見つかったもの、細い生の葉っぱについていたサカズキホコリ。まさかこんな小ささだとは思っていませんでした。そして現地では気が付かなかったのですが、他の変形菌を撮った写真の中にアミホコリのなかまの群落が。惜しい!もっと小さいものにも目を向けないと見逃しているものが沢山ありそうです。それから、あたり一面葉や枝が白くなっていた場所があり、変形菌とは思えないけれど何だろな~とこっそり持ち帰りました。家に帰って調べたら、もしかすると稀産種のネッタイホネホコリ!?よーし、と勇んで顕微鏡で覗いてみたものの、よく似たアワホネホコリでした、ガッカリ。でもこんなのも変形菌とわかって大進歩です。
7月13日:4名。2日続きの雨の後で、あまり出はよくありません。ナミウチツノホコリが美しい。
9月28日:4名。やっと少し涼しくなって、秋の変形菌を期待しましたが、乾燥気味であまり目ぼしいものは出ていませんでした。

今まで出会えた種を表にまとめてみましたら、およそ40種。2026年も5月頃から引き続き調査します。天候を睨みながらの実施ですので、参加ご希望の方はお問合せください。どなたでも大歓迎です!
2025年10月25日(土)この日は保全区域にはびこったオオバコを根っこから引き抜く作業をする予定でしたが、前日からの雨で作業中止に。代わりにたっぷりと別府さんの案内で公園内を散策しました。参加者7名。それぞれ心に残ったものをマッピングしてみました。
オオバコ抜きはまたいつかリベンジしたいですね。


2025年11月16日(日)
参加者5名
下見の結果、少しコースを変更して、逗子・葉山駅からバスに乗って葉桜バス停まで、そこから第1号墳、第2号墳(昼食)、蘆花記念公園へ下り、鐙摺不整合を観察、鐙摺城まで足を延ばしました。勉強したこと、感じたことを簡単にご紹介します。
<長柄桜山古墳群発見の経緯>
長柄桜山古墳 1号墳発見の経緯を「まもり、伝えて、未来へ 長柄桜山古墳群-発見から20周年(「長柄桜山古墳を守る会」2020年発行)」に、会の相談役をつとめていた東家洋之助さん(故人)が詳しく報告しているので簡単にまとめてみた。
・平成4年春から逗子市が「ふれあいロード」と名付けて拡幅整備した古墳のある山の尾根に在る古道を歩いた時に1号古墳付近で「土器片」を初めて見つけた。
・平成6年茸とりにこの山に入り、午後の斜めの陽射しの中で丘の稜線を見て人工の丘と過去に発見した土器片が埴輪片なら古墳の可能性があるかもしれない。土器片をさがして集め、専門の先生にいつか見て貰おう。
・平成11年3月4日ここは前方後円墳ではないかと思い始めて4年6ヶ月、JR逗子駅前で遺跡分布調査の大塚眞弘先生に埴輪突帯片とメモを示しながら報告説明したら言下に逗子市教育委員会のS氏に報告するように助言してくれS氏は早速、現地見学し、県教育委員会へ報告。
ここに国史跡指定長柄桜山古墳の発見経緯を略記したが、一市民の粘り強い思いが現在につながっていることを考えると、小さなことを見逃さなかった古い物を大事にする心が大切だと思われた。また、遺跡分布調査の先生に訴える日の前日、確認のために現地に向かったとき携帯電話中継基地建設工事が始まった直後でまさに古墳破壊直前だったこと、工事も緊急中断されて善処されたという。保全に努力して下さった先人たちに感謝します。
<長柄桜山古墳群の特徴>
<それは、枯れ葉がつもった山道の上にありました>
<蘆花記念公園・鐙摺の不整合・旗立山(鐙摺城)>
葉山町に入るとすぐ、日影茶屋が目に入る。大正5(1916)年大杉栄が神近市子に刺され重傷を負った葉山日影茶屋事件で有名なところ。その向かいに独立した小山があり、「旗立山」と説明版がある。赤星直忠著『三浦半島城郭史』によると軍見山とも鐙摺城とも言い、小坪合戦のおり三浦義澄が、その後弟の大多和三郎義久が居城としたことが、源平盛衰記や吾妻鑑に書かれているそうだ。頼朝の愛妾だった亀の前が匿われたのもこの城だったという。
アライグマはカナダ、南北アメリカに分布生息している。水辺近くの森の茂みに住む。体長は40から60センチ。尻尾には黒い輪が5、6 個ある。体重は7から8キロ。以前は、ペット・ショップで購入できたが、現在は販売中止となっている。
身近で、見ているタヌキと似ている。 小網代の森で親しく見ている、生き物ではタヌキ、ウサギ、イタチ等を確認しているが、外来種ではアライグマとハクビシンと出会っている。開発整備が進んだ小網代の森では、最近出会うことが難しくなってきている。
最近の資料によると、三浦半島市と町で捕獲された平成13年度分では、アライグマ414 頭、ハクビシン133頭となっている。三浦市では、スイカ生産農家に被害が多い。
捕獲の方法は、檻ワナを貸し出す。ワナの餌は、ドックフードやトウモロコシ。
夜行性で、木登りが上手く、雑食でなんでも食べる。
餌を水に浸して食べる習性からアライグマと呼ばれるようになった。
雌は1歳から繁殖可能、1から7仔を出産する。この調子でネズミ算式に増えたものである。温暖な生まれ育った故郷と似ている三浦半島は、彼らにとっては最高な住居地域である。
ペットとして購入したが、手に負えず森へ逃がしてしまったものである。実害としては、アカテガ二やベンケイガ二が減少している。 ペットとして、アライグマに首輪を付けて散歩している人と出会ったことがある。
過去の例では、逃げ出したタイワンリスが大繁殖するといった鎌倉市の悪例がある。
私は、大型獣のハクビシンとは、小網代の白髭神社前で出会ったことがある。
一瞬、怖いなあと感じた。
| 2025.09.21(日) | 通信48号発送 スタッフ会議(於 横須賀市立市民活動サポートセンター) |
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| 2025.09.28(日) | スタッフ研修変形菌探し2025@水辺公園 | |
| 2025.10.05(日) | 第49回交流会下見 | |
| 2025.10.13(月・祝) | 第49回交流会 「秋の植物ビンゴ」 | |
| 2025.10.25(土) | 水辺公園で草むしり中止につき自然散策 | |
| 2025.11.02(日) | 遠足下見 逗子市民交流センター及び図書館より資料入手 スタッフ会議(リモート) |
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| 2025.11.05(水) | スタッフ会議(リモート) | |
| 2025.11.16(日) | 遠足 長柄桜山古墳群 | |
| 2025.11.23(日) | 第50回交流会下見 | |
| 2025.12.02(金) | スタッフ会議(リモート) | |
| 2025.12.07(土) | 第50回交流会 「三浦半島横断ロングコースと初の蘭の谷訪問」 縁の会(伊豆島三浦海岸店) |
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| 2025.12.22(月) | スタッフ会議(リモート) |
●●●第51回交流会「鳥いっぱいの谷と森2026」
