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2023年6月4日(日)
参加者8名
6月4日三崎口3時30分集合、午前中のんびりしたい私には丁度良い集合時間。お久しぶりと挨拶しながらバスで移動し水道広場へ。車の人たちを待つ間、何かいないかなとキョロキョロ。全員そろってから森へ下りて行きました。休日なので少し人が多いかな。前回から約一ヶ月、今日も俳句をと5文字7文字の物を探しながら歩きました。レース編みのような花を咲かせていたミズキはマチバリの頭くらいの小さな実をたくさんつけていました。クサギの花はまだだけど道の近くの低木に小さな実がたくさんついていて、何だろう。「コウゾじゃないかしら」フムフム。(ヒメコウゾだそうです)川まで下りると川底の泥が削れています。二日前の大雨(大雨警報・避難勧告まで出ていました)で前回教えてもらった「ニナの道」も消えています。カワニナは海まで流されたかしら、ホタルはどうしたかな・・。
谷の中程のハンゲショウはまだ濃い緑色、つぼみをつけたヤマユリももう少しで咲きそうです。若い人たちのグループに追い越され、今日は休日!と納得。ヤナギテラスまで来ると、ハンゲショウも白くなっていて、表は白でも裏側は緑としっかりと観察。花が終わると白くなっていた葉にまた葉緑素が戻り緑色になるとか、忙しい植物です。少し薄暗くなってきた道をエノキテラスに向かうとキャッ、ン鳥?夕方なのでクイナかな。そのあと耳をすませても全然鳴いてくれません。残念!
今日の夕食はペルルカフェでお弁当なのでもう少し、峠にさしかかると水がちょろちょろ流れ道はびしょびしょ、赤土も流れ出ています。以前崖崩れの工事をした場所近くで崩れたみたいです。危ないから早く行こうと声をかけ、抜けて行きました。
今日の観察場所はトイレ裏、夕食食べて暗くなったら戻ってきます。お腹がすいたなと小網代湾に出ると夕日が沈む所でした。ペルルカフェでは早くついた人がもうアイスクリームを注文しています。歩いたから良いよねと私もバニラ味を注文、美味し!お弁当を食べ、おやつをいろいろいただいてもぐもぐ。帰りのバスが小網代なので終バスの時間が早いと話していると、最後尾の人たちも到着。食べ始めた所なのに悪いけど、観察に行かないのかなとジリジリしました。黄昏時、ホタルの紙芝居のサワリと「ホタルの宿は(小網代ホタルに歌詞を変えて)」を歌い、いざ出発。
観察場所まで移動しどうかなと見つめていると、ポツン・ポツンと光り始めました。空はまだ明るいけど、小川の近くは木が茂り暗いです。72だんだん数も増えてきて、あの大雨でも無事だったんだ、良かった。 トイレの前についた時車が一台停まっていて、いつもはいないのに変だなと思っていたら、森に入りホタルを見るつもりのようです。今年は県主催のホタル観察をやっていないのに勝手に入って良いのかな。別の車も来て、小さい子供達を何人も連れていました。懐中電灯は下にむけてね、ここでもホタルが見えるよと声をかけました。車の近くでは話をしている声、私も崖崩れの話をし、暗いし夜間解放していないので誰もいないし、子供達は小さいし心配になりました。森の中に入らないことにしたってと聞き、ちょっぴり安心。自己責任とはいえ何かあったら、私たちも寝覚めが悪いものね。
8時56分最終のバスの時間が心配で落ち着かずバラバラと戻りました。引橋ならば遅くまでバスがありますが、油壺温泉行きは終バスが早いです。観潮荘あたりに泊ってゆっくりホタルを見たいねと話しながらバス停へ。小網代のバス停から乗ったバスはまだ7時台、もっとゆっくり見ていれば良かった。 来年は泊ろうよ、ホタルが寝るまでゆっくり見たいです。
2023.05.28(日) | スタッフ会議(於:横須賀市立市民活動サポートセンター) 通信第36号印刷 |
2023.06.04(日) | 第36回交流会「ホタルを見よう! 2023」 |
2023.06.05(月) | スタッフ研修 変形菌探し(光の丘水辺公園) |
2023.06.09(金) | 三浦の歴史 追加取材(江奈湾 震洋艇格納庫) |
2023.06.18(日) | スタッフ研修 三浦の海岸歩き(城ヶ島その1) |
2023.07.03(月) | スタッフ研修 変形菌探し(光の丘水辺公園) |
2023.06.04(日) 2023.06.24 07.08・15・18・22 赤星直忠博士文化財資料館講演記録 編集会議1〜5(リモート) | |
2023.06.13 07.08・15・16 スタッフ会議(リモート) |
日 時 2023年8月27日(日)
第一部 議 事 13:30〜14:00
第二部 14:30〜16時頃 T.Ishizukaさんの写真ショー「Marronnier(マロニエ)・アルバム日記」
会 場 三浦市潮風スポーツ公園 管理棟2階A・B会議室(三崎口駅から国道134号線沿いに徒歩約10分)
第一部 議 事 第二部 T.Ishizukaさんの写真ショー「Marronnier(マロニエ)・アルバム日記」
こあじろ考古学講座「小網代地域の遺跡とその周辺−三浦半島の考古学研究の歴史から−」
4月の赤星直忠博士文化財資料館遠足ですっかり考古学に魅了されたこあじろの森くらぶですが、縄文、弥生、古墳時代の小網代周辺の暮らしはどんなだったのだろうか、もっと周辺の遺跡を知りたいという思いが強くなり、横須賀考古学会でもご活躍の須田英一先生に上記タイトルのレクチャーをお願いできることになりました。
須田先生は現在、法政大学現代福祉学部・東海大学文学部・中央大学文学部・昭和女子大学人間文化学部で兼任講師を務められています。主に文化政策(文化財政策、埋蔵文化財、文化遺産学、史跡の保存・活用と地域社会との関わり)と考古学(先史考古学、縄文時代の生業)を研究していらっしゃいます。また、1994〜2011年、三浦市教育委員会に学芸員として勤務され、実際に数々の遺跡を調査し報告をまとめられています。
そんな三浦市内の遺跡に詳しい先生から小網代周辺の遺跡やその研究の歴史についてお話が伺える、またとないチャンスです。縄文・弥生の小網代の風景が見えてくるかもしれません。ご家族・ご友人をお誘いの上、ぜひご参加ください。
日時:2023年9月9日(土)14:00〜16:00なお、今回は座学ですが、11月頃に再び須田先生を講師にお迎えし、小網代周辺の遺跡を歩いて巡る「こあじろ遺跡探訪会」を予定しています。ぜひ合わせてご参加ください。探訪会の詳細は次号通信でご案内いたします。
会場:三浦市潮風スポーツ公園 管理棟2階A・B会議室(三崎口駅から徒歩10分、定員46名)
参加資格:会員とそのご家族、ご友人