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ロングロングコース

2016年2月28日(日)交流会
今回のテーマは「ロングロングコース」
お天気に恵まれて、13名の参加者が、超長距離のコースを走破?!
河津桜を見に行く人の混雑に較べて、なんだか独り占めのような黒崎の鼻。いつまでも穴場であってほしいです。

 

10:00
三崎口集合
通りがかりの知らない方から
「旗の刺繍が素敵」と声をかけられる
駅前でごく簡単に全員自己紹介


10:10
出発、畑のまっすぐな道を通り、黒崎の鼻へ


10:50
黒崎の鼻着、春霞であいにく富士山は見えませんでしたが、 開放感にひたりながら15分間休憩
江戸時代の入江の埋め立ての話や、戦争遺跡の話など話題は尽きず



三戸浜を気になるモノを集めながら
(ビーチコーミング)歩く


12:00
サンコロ石着
船が沈んで江戸城の石垣になれなかった話、
お精霊流しの話を宮本さんから聴く。
講、大山参りの話など話題はつきず。
石の上に浜で拾った宝物を並べて、鑑賞会。
ここで一句 「春の海 竜宮城の ごみ溜めか (伸)」

12:30
サンコロ石でそのまま昼食。 おやつの差し入れがぐるぐる回る、ごちそうさま。
トビ襲撃事件(お大事に)。
次回から昼食時は傘で背中側をガードしましょう。

13:00
小網代の森へ出発、上諏訪神社から三戸の集落を抜け、農地造成地を通って北尾根へ。


 

14:30
えのきテラス着、
記念写真を撮り、散会。
中央の谷をのぼり、渋滞している道の横を歩いて 駅に着いたら16:00でした。

Mさん、車でのサポートありがとうございました。 幸いにもみなさん元気に歩きとおすことができました。

(文:浪本晴美  写真:松下 景太)

 

 

交流会で緑の球体を見つけた方々へ
三浦半島海藻図鑑で調べた所、ミル科のタマミルという名前で、一見マリモのようとありました。内部には細胞がつまっているとのことでした。同じ所にサキブトミル、ヒラミル、ナガミル、ミル、ハイミル、クロミルと写真つきで仲間がでていました。宮本が人魚姫の鬘と呼んだのは恐らくサキブトミルだろうと思いました。ミルは同じ太さ、同じ長さの所から枝分かれするとありましたので、少しちがうようでした。いずれも小網代、三戸浜で採取できるようです。

 

皆さまのコメント

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サロン小網代

 

随想

 

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 地球の裏側、南米アンデス山中のチチカカ湖。ペルーとボリビヤの国境にあり、標高は約4000メートル、広さは広島県とほぼ同じで琵琶湖の約12倍(8300km2)。
 「ティティ」とはインカの神聖な動物であるピユーマ。カカとは石。転じて輝く石という意味だという。岸辺を探して見たがカニは確認できず、土地の人たちの話では体長50センチ、世界最大級の大カエルが生息するという。透明な湖の中には水生植物のトトラ(カヤツリグサ科の植物・葦)が群生している。ウロス族の人たちは皮を剥いて生で食べている。このトトラの茎を纏め束ねて長さ5メートル級の葦舟を造る。2、3人は同乗できる。
 富士山よりも高度があり、空気が薄く高山病の兆候が現れてホテルの階段でも息がきれる。深夜、外へ出ると満天の星。遥か南方を見上げて南十字星と偽南十字星を確認する。 その時、幸運にもスーと長い光跡を引いて飛ぶ人工衛星が望めた。
 チチカカ湖から100キロ離れた地点にある、ボリビヤ最大の都市ラ・パス。人口は110万。国土は日本の3倍で面積は110万Km2。標高は3800メートルで世界最高所にある首都である。日差しが強いので、男女共に個性的な帽子を着用している。サッカーの盛んな南米、しかし空気の稀薄な高所にあるのでビジターチームは苦戦するという。
 最大の飛ぶ鳥コンドルや、ラクダ属の仲間であるビクーニャ・リャマ・アルパカ等アンデス山地特有の動物を目にする。トウモロコシやジャガイモの原産地で、スペイン人によってヨーロッパへもたらされたという。

(1994年5月の紀行)
祖父川精治

 

今日の小網代 2016年4月5日(火)
空はどんより厚い雲が一面に広がっている。じっと見つめると濃淡の模様がゆっくりとながれて行く。
雨上がりのしっとりした朝の北尾根を下っていくと、スミレの濃い紫が広がっている。
思わず這いつくばって鼻を近づけるとほんのり香りがする。
谷底からは賑やかなカエルの鳴き声が上ってきて雲に届きそうだ。
干潟の潮に指を付けてしゃぶったらあまりしょっぱくないのは森からの流れが盛んなせいだろうか。
カニたちはまだ眠いのか、たくさん並んだカニ穴はひっそりとうつろだ。
足音をたてないように静かに木道を歩きながら水音を聞く。
ジャヤナギに群がる細い袋をつまむとモゾモゾなかでダンスをするのはだれだろう。
N.T

 

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今日の小網代 2016年4月3日(日)
朝方雨が降っていたのが幸い、桜の森はしっとりと迎えてくれました。
休日にしては散策者も少なく、こんな日はゆっくり歩くには狙い目です。
オオシマザクラ、ヤマザクラは満開、ヤナギもコナラもヤシャブシも 優しい新芽の季節、
淡いトーンに癒されます。
伐採の進んだ明るい散策路脇にはいつもの春の野花が勢ぞろい。
そして森のあちこちに県の設置した観察ポイントを紹介する看板が 立っていましたよ。    H.N

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今日の小網代 2016年3月29日(火)
 本日、午後3時半から4時半までジャヤナギテラスまで歩いてきました。タチツボスミレが満開、アスカイノデが萌黄色の腕を広げて、谷底をすだれのように縦の線で覆うようでした。日本桜草と思われる桃色の桜草が一株、オオアラセイトウが昨年と同じ真ん中湿地に咲いておりました。ジャヤナギは小さい芽吹きで煙るような風情でした。ヤマザクラ、大島桜の咲いたのを確認して戻りました。比較的大きなドラミングの音が何度もしました。  新しい自然案内の看板が県政総合センターの名前でつけられていました。      M.M

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今日の小網代 2月28日(日)
干潟近くの陽だまりにはタチツボスミレの群落、ヒメオドリコソウやオオイヌノフグリの小さな花壇も花盛り、春の予感! サクラの咲くころにまた来ます。       M.H

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森をめぐる逸話を不定期で  宮本 美織 記

 第2回会員交流会(2月28日)では黒崎の鼻を巡り、三戸浜を歩き、新設の富士見新道の下の平らな道を通って、北尾根にでて、小網代の森の散策路を通るコースでした。今回はその途中で見聞きした事柄で後から、調べたり、教えて貰ったりした事を中心にあ・ら・か・る・と なお季語に拘らない子供の俳句を童句と言った例にならい、老人の句を老句として、駄作を並べた我儘をお許し下さい。

はしま 今、西部の埋立地と言われている黒崎地区と入り江に挟まれて三浦臨海高校や新設の商業施設の近くに浮かぶ島のような緑の小山は、文字通り、入り江に浮かぶ島、「波島」と言われ、静かな波と島と月の登る姿を黒崎の鼻から写した写真は絶景の面影を残していた。
昔、海 今は陸地の 波島かな

そなれまつむしそう 黒崎の鼻に咲く、ソナレマツムシソウの保護とごみ拾いをしていた三浦の会があった。咲くのにめぐり合いたいこの草は蕾も花も実も美しい植物なのだ。ここで、ラジコン飛行機を飛ばす遊びをしていた方々の痕跡が見当たらなくなっていたのが新しい発見。  
磯に慣れ マツムシソウも 土を這う     黒崎の鼻を掠めて 初音 聞く

とんねる
 太平洋戦争末期、相模湾防衛の戦跡が三戸浜に3箇所ほどある。入り口がふさがれたものもあるが、この黒崎の鼻を通らずに、三戸と黒崎を繋ぐ戦争中に掘ったと思われるトンネルがあり、人が歩ける高さにできていた。20年ほど前 三戸側から入ると、黒崎の側には斜面を滑り降りるような位置に出て、スリル満点だった経験がある。5年前の東日本大地震で地盤が弱っていると思うので、今は絶対に入らないようにしたい。

さんころ石 ビーチコーミングをして拾い物を置いた大きな石やお昼に座った2つの巨石が何と江戸城を築くため伊豆の真鶴町旧岩村の小松山から運んだ小松石(安山岩)かもしれない。他に11箇所も伊豆半島には築城や補修のための石丁場があったそうだ。江戸に運ぶ途中に嵐でここに寄せられたという。浮力?を利用しての運び方の話しが面白かった。  
300年 居座る石に 昼餉かな    おにぎりと トビの接触 気をつけて
穴あきを 笛に奏でて 今人いまひといまひと


おしょうろながし お正月のお飾りを焼き、その火で焼いた御餅を食べて無病息災を祈るおんべやきの行事が三戸部落にある。「おんべ燃して けえらっせ!」と子供が正月飾りを集める役なのだ。  お精霊流しも夜中に子供たちが新盆のお墓を回ってお供物をリヤカーに集め、大人たちは3地区に分かれて、それぞれのやり方で竹と藁でお精霊船を作る。飾りはそれぞれが持ってきてお供物を入れて綺麗な舟になる。和尚さんが小さな船に乗り、西に向って祈りを捧げて3艘の船を先導する。3艘の船は地元の子供たちが沖まで泳いで引いていったものだと20年前に宮本が見学した時に古老がいっていた。既に、子供たちも遠泳の習慣はなく、ライフジャケットを身に着けて安全第一の行事になっていたし、3艘の船に乗せた供物も海を汚さない工夫をしたと聞いている。ともあれ、2011年、国の重要無形民俗文化財に指定され、継続されていく仕組みも整っている。
おんべ焼き お精霊流し 子は育ち

ミル 人魚姫が鬘を作ったらこんなものだろうと想像される緑色の三椏状の海藻が落ちていた。また、緑色のマリモに似た海藻のようなものも落ちていて拾って楽しんだ。横須賀自然・人文博物館の三浦半島海藻図鑑で調べてみたら、サキブトミルとタマミル、どちらも三戸浜、小網代の海岸で拾えるとのこと。
人魚姫 ミルを鬘に 三戸の浜    タマミルを そっと手の平 水戸の浜

台湾リス 富士見新道と呼ばれている坂の下、早春キャベツ、春キャベツの綺麗に植えられている畑の側を歩き、元のゴミの滝あたりで北尾根に取り付く。マテバシイの林の中でゲコゲコと台湾リスの声がする。
ゲコゲコと リスの進出 北の尾根

タチツボスミレ アカテガニ広場の後ろの斜面は日当たりのよいこと、一面の紫のスミレ。気持ちのよい春限定の花畑。
ムラサキの スミレに染まる かたかたへ道

新風景 コナラの大木が斜面を鯨のあばら骨のように覆っているように倒れているのが新しい風景。

 

今日の小網代 2月6日(土)
 富士見新道から、富士山は見えなかったけれど風も無く、眼下の緑はグリーンのグラデーション絨毯の様。ヤナギテラスで写真がお得意の方に出会い、ニホンアカガエルの卵の写真を見せてもらいました。         M.M

 

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こあじろの森くらぶNEWS
◆ スタッフの活動
01.31(日) 10:00〜 通信No.1 印刷・発送(於 横須賀市立 市民活動サポートセンタ)
スタッフ会議(於 横須賀市立 市民活動サポートセンター)
02.06(日) 第2回交流会下見-01
02.20(土) 第2回交流会下見-02
02.28(日) 第2回交流会 ロングロングコース 10:00三崎口駅前集合
03.13(日) 10:00〜 スタッフ会議(於 横須賀市立 市民活動サポートセンター)
03.27(日) 10:00〜 ミーティング(於 横須賀市立 市民活動サポートセンター)
04.09(土) 第3回交流会下見 10:00三崎口駅前集合

 

4月18日(月)、こあじろの森くらぶの新ホームページをオープンいたしました。
会員限定の公開となりますため、郵送の通信にユーザー名とパスワードを同封しています。
http://www.mori-club.com/main/index.html

 

 


みんなで、森を「切り抜き」に行きましょう。
色々な形の窓に切り抜かれた、森の風景はどんな風景?
思いがけず窓の中に姿を現す鳥はどんな鳥?
とにかくみんなで森を切り取り写真に撮って、心に残る小網代を探しましょう。
後日、印刷された写真を見るのも、楽しさの一つですね。
一回で二度おいしい交流会開催です

お待ち合わせ 4月29日(祝・金)三崎口駅前 12:00(正午)
(遅いスタートです。16時頃散会予定。)
徒歩で森へ向かい、途中スポーツ公園で
昼食をとります。
 
持ち物 お弁当・飲み物、筆記用具など
“あそび心”
対 象 「こあじろの森くらぶ」会員と そのご家族ご友人
*保険はありません、事故等は自己責任で

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