森くらぶHOME こあじろの森くらぶ通信バックナンバー お問い合わせ

 

第27回交流会2022カレンダーサロン小網代 四国88ケ所遍路巡礼小網代を詩うサロン小網代 小網代てんてん47
こあじろの森くらぶNEWSご寄付ありがとうございます2023カレンダーの写真募集第28回交流会の予定忘年会のお知らせ
第29回交流会 予告

第27回交流会「リモートでカレンダー作り」


開催日:2021年10月24日(日)14:00〜15:30
会 場:新型コロナウイルス感染の拡大により、リモート開催
参加者:7名
 絶好の行楽日和、洗濯日和!
 初めてのオンライン交流会。リモートでも季節感が欲しいよねと、森へ繰り出して今日の小網代を撮影してきました。予定した日は雨でしたが、めげずに雨の森を撮影。予備日に再び出かけて撮影するなど、スタッフ一同張り切っているのですが、インドア開催にはあいにく?の好天気、さてどうなりますことか。
14:00ジャスト、司会のKさんから動画の紹介があり、「リモートで小網代散歩」スタートです。

リモートで小網代散歩
動画@は小網代の森くらぶのご紹介
 今年2月の「のたろんフェア(いつもお世話になっている横須賀市立 市民活動サポートセンターの市民活動フェア)」で発表したものですが、こあじろの森くらぶの概要と2020年の活動を紹介する動画です。小網代の森の風景や交流会の様子に、心地好いMさんのナレーションを乗せて3分ほどにまとめています。

動画Aは「秋雨の小網代」(2021年10月13日撮影)
 BGMが大好評。そして今日はMさんが動画撮影デビュー!です。
 「雨の森も好いわね!」「たまにはね」「雨の森大好き」、動画を見ながらのおしゃべりもはずみます。ハマカンゾウみたいな派手な花はほとんど終わっていますが、今日の小網代の生きものたちは、カントウヨメナ、ミゾソバ、シロバナサクラタデ、ボントクタデ、ヒヨドリバナ、ムラサキシキブ(実)、クサギ(実)、センニンソウ(実)、アマチャヅル(実)。可愛らしい植物たちが迎えてくれました。
 秋には秋の、雨の日には雨ならではの美しさを見せてくれるのが、我らが小網代の森なのです。

動画Bは「秋の小網代」(2021年10月21日撮影)
 良いお天気なので、今日は虫の姿も見られそう。 今日の植物たちは、ゲンノショウコ、ノコンギク、ツリガネニンジン、オオハナワラビ、コウヤボウキ(蕾)、イヌガラシ、ヒヨドリバナ。ススキもオギも花盛り。
 色とりどりの実は、ムラサキシキブ、ハダカホウズキ、ビナンカズラ、ノブドウ、カマツカ、クリのイガ、ヒヨドリバナの実もありました。センニンソウの実は髭が伸びてきて、もうじき立派な仙人になるでしょう。ヌスビトハギ、オナモミ、メナモミは引っ付き虫、いつの間にか連れて帰ってしまいます。花の時季には青々としていたタコノアシもすっかり茶色く、見慣れた姿になりました。
 虫愛ずる姫君たちが見つけた虫はというと、カメムシの仲間、アオマツムシ、ジョロウグモ、名も知らないクモ、シャクトリムシ(何だろ?)、ヒメアリ。シリアゲムシのおしりは、何か思うところがあって上げているのか、いつも上がっているのか。
「威嚇じゃないよね」
「好きで上げている訳ではなくて、勝手に上がっているのでは?」
「私だって、好きでこの体なわけじゃない」喧喧囂囂…大爆笑!


交流会の楽しさが今ひとつ伝わりきらないのが、リモートの弱点でしょうか?

 オリジナルカレンダーの画像選び
 さて、映像はエノキテラスにたどり着き、すっかり森歩き気分。うっかりお弁当を開きそうです。
 お弁当を食べてる場合じゃありません。本日のメインイベント、カレンダー用の写真を選んで、キャプションをつけていきます。
 まずは過去数年分のカレンダーを参照して、イメージを共有します。跡形もなくつぶされてしまった旧石器時代の遺跡とか、思い出話も尽きません。2020年からキャプションを付けるようになりました、これも楽しい作業です。
 そして2022年用の候補写真が画面一杯に表示されました。
 1枚1枚の写真について議論・検討します。
 1・2月の候補は鳥が有力、エナガやカワラヒワが可愛い。
  3・4月は森に入れなかったので、かつて皇室のご料地だったことを示す、「境界石」、今となっては、小さな遺跡ですね。
  5・6月は候補が多い。すぐ脱線する私たち、関係あるやら、ないやら良くは分からないのですが、今を盛りと咲き誇る花の美しさからアカテガニとベンケイガニの見分け方まで議論百出! 小網代の大スター・カニに対抗するのは、沢山の花房を見事に垂らしたフジの花。フジの木は他の木に巻きついて育つ絞め殺しの木なので、どんどん伐られていて、小網代の森には残り少なくなっています。
 7・8月の候補はやっぱりカニかな、それとも絶滅危惧種のタコノアシ。青々とした花の時季のタコノアシの写真は珍しいので捨てがたい。しかし、アカテガニの写真が堂々として、実に良く撮れている。困った…。
  9・10月はシロバナサクラタデの写真が美し過ぎて、有力候補!小さなアリがくっついています。でも、アリの種名はさっさと諦めて、写っている花のオス・メス論争に花が咲く私たち全員。
  11・12月はエノキの実の団子三兄弟。「何の変形菌?」そんな声が自然に上がるほど、不思議で楽しい写真です。
  あれやこれやと騒いだ末に、選ばれた写真とキャプションを次にご紹介します。
記:橋 美千代 画像提供:浪本晴美

 

 

 


こあじろの森くらぶオリジナルカレンダー2022 デザイン発表!

会員の皆さまからコメントをいただきました

 

 

 

サロン小網代

四国88ケ所遍路巡礼

2021.11.2   祖父川精治

 秩父33観音霊場「埼玉」、坂東33観音霊場「関東」、西国33観音霊場「近畿、福井、岐阜」を巡り終え、次に目指すのは四国88ケ所のお遍路である。全行程徒歩で巡ると約1400キロ、2-3ヶ月は要するという。若い時と違い全く自信がないので、四国各1県ごとに巡る旅行会社の遍路巡礼ツアーを利用することにした。いわゆる1国巡りである。
 徳島、高知、松山の各空港は海に近く、高松は丘陵上にあった。
 平均して各県の霊場は22ヶ所、4泊5日の日程で、最後の香川県讃岐では88番大窪寺から1番寺へ戻り、長駆和歌山県の真言宗開祖弘法大師を祀る高野山へバスで向かった。
  徳島県阿波1番札所霊山寺で遍路巡霊用の品々を揃えることができる。モデルのマネキン人形があり、どのような品物が必要か見て判る仕組みである。私達は、最低でも白の白衣、輪袈裟、経文や納経帳を格納する袋帯等を購入する。菅笠と金剛杖は邪魔になりそうなので、ハイキング用の帽子とストックを利用することにした。
 金剛杖は卒塔婆を現しているという。死装束といわれる白装束の人達も多数いる。
 宿に泊まる夜、汚れた物は洗濯し乾燥機で乾かせば翌朝また着用できる。携行品を少なくする。
 菅笠には「同行二人」更に、迷故三界城 悟故十万空 本来無東西 何処有南北 と書かれている。 たとえ一人で歩いていても、いつでもお大師さんが付いていてくださるということなのである。
 般若心経、毎日幾度も唱えるのでいつしか暗唱できるようになる。朝昼晩と食事の前に唱える。札所では山門で一礼し、本堂と大師堂で唱えるので一日で計20回位唱和することになる。最初は経文本を見て唱和するが、次第に皆と暗唱できるようになっていく。納経帳も一人ひとりが、御朱印を戴くには時間がかかるので、マイカーで先行しているようである。納経料は1カ所毎で300円を納める。
 お遍路には死の影がまとっている。しかし、新鮮な空気を胸イッパイ吸って巡礼を続けている内に世の中の細かいことが気にならなくなる。歩いて巡礼するということがいかに健康に良いか身を以て判る気がする。
 全ての札所を記載するのは、余白が不足するので思い出に残っている札所を幾つか述べて見ることにする。 お遍路専用バスを利用するかといって、決して楽ではない。門前迄車道がない札所もある。阿波10番札所切幡寺は、333段の石段の登行がきつい。
 お遍路で嬉しいのは、御接待と呼ばれる土地地域の人達から受けるご奉仕である。特に、お茶菓子の接待である。地域によっては、2食付で宿泊させてくれる所もあるという。
 札所は近い所では、隣り合わせで徒歩5分という所もある。最長距離は、阿波23番薬王寺から土佐室戸岬突端にある土佐24番札所室戸山最御崎寺の約80キロで徒歩3日間の行程である。左に広大な太平洋を望みながら、徒歩で行く幾組かの人達をバスで追い越す。歩きお遍路では最大の難行苦行といわれ、白亜の室戸岬灯台横から眩い太平洋の眺望を楽しむ。
 高知市内のホテルへ泊まる。正面には高知城を望む最高のロケーションであった。近くの有名な朝市を歩く。
 土佐37番札所岩本寺本堂の天井絵にはビックリ、バラ、蝶、ネコ、孔雀、トラ、ヨット、仏陀、口を開けたマリリンモンローもいる。笑ってしまう、計500枚は張ってあるといわれる。
 岩本寺から100キロ、足摺崎の土佐38番金剛福寺、海は岩礁が沖まで続き、危うい高い台地に白亜の灯台は立っていた。風の強い所である。土佐から伊予の札所遍路道は間隔が長くて40.60.70キロと続く、歩き遍路には足の負担が大きいところである。
 松山市内の伊予51番石手寺、ホテルから近かったので有名な道後温泉本館へゆっくりと入浴に出かける。駅前には名物の坊ちゃん列車が停車していた。
 伊予55番別宮山南光坊、今治「いまばり」市は我が国最大のタオル生産地で、汗拭きにと購入する。
 伊予60番横峯寺、四国最高峰の石鎚山1982メートルの中腹にあり札所中では最難所である。
 讃岐75番五岳山善通寺、弘法大師空海の誕生の地である。広い境内には楠の大木が生い茂りお遍路中最も重要な寺院である。戦前は、陸軍師団が置かれ数万の軍人達が配置されていたという。
 最終結願打留の讃岐88番大窪寺、境内には大勢の白衣のお遍路で賑わっていた。みなお遍路を歩き終えたという幸せな面立ちをしている。納経帳も満願であるが私達は、結願の証しである褒賞状を戴くことにする。

 

 

 

 

小網代を詩う

 

 

 

 

 

サロン小網代

随 想

 

 

 

 

 

 

こあじろの森くらぶ NEWS

スタッフの活動

2021.09.27(月)   通信No.28印刷(横須賀市立 市民活動サポートセンター)
2021.10.03(日)   スタッフ会議(リモート)
2021.10.17(日)   スタッフ会議(リモート)
2021.10.24(日)   第27回交流会「リモートでカレンダー作り」
   同日夜 スタッフ会議(リモート)
2021.11.01(月)   スタッフ会議(リモート)

 

 

 

 

ご寄付ありがとうございます


三ツ井ヒデ子様  望月光子様  関本睦子様  土屋圭子様  江川公明様  丸武志様
以上の皆さまからご寄付をいただきました 大切に使わせていただきます。

 

 

 

 

こあじろの森くらぶオリジナルカレンダー2023の画像を募集します

 こあじろの森くらぶオリジナルカレンダーの2023年版をみんなで作りたいと思います。カレンダーに載せる写真を募集します。ご自身で撮影された写真、ご家族、ご友人が撮影された写真をご提供ください。

募集要項

1) 2021年11月から2022年10月までに小網代の森で撮影した写真。(季節感のある写真が採用されやすいです)
2) 他に発表されていない作品をお願いします
3) 横長の写真で500KB以上のデジタルデータ(可能であればJPG)でご応募ください。
4) 応募される方のご住所、お名前(カレンダー掲載時にはニックネームも可)
応募される方と撮影された方が異なる場合は、撮影者のご住所、お名前(カレンダー掲載時にはニックネームも可)
5) 撮影された年月日が必須です
6) 1メールにつき写真1枚でご応募ください
7) 応募受付期間:2022年7月から2022年10月まで
8) 応募方法:こあじろの森くらぶHPの会員専用ページに作成される「カレンダー写真募集コーナー」(他のメールアドレス宛に応募されても、選考対象とはなりませんのでご注意ください)
9) 選考:2022年10月末頃リモートで選考会
10) 発表:2022年11月発行のこあじろの森くらぶ通信に掲載
11) 応募された方には参加賞として、2023年版カレンダー(1部/人)をプレゼント
●応募受付期間開始が近づきましたら、募集要項を再度お知らせします

 

 

 

 

第28回交流会 「紅葉の森歩きと、光照寺ご住職のお話を聴く会」

 交流会の第1部は、秋深い小網代の森を散策します。ボードウォークの足下に、今年落ちたドングリを発見できるかしら。美しく色づいた落ち葉を拾えるでしょうか。久し振りに交流会らしい交流会ができそうですね。あとは良いお天気になることを祈るばかりです。
 エノキテラスでお弁当を食べたら、交流会第2部は、三戸の光照寺へ向かいます。
 光照寺は、小網代の歴史を知る上で欠かせない三戸の御用邸建設計画に深い関わりを持つ、由緒あるお寺です。お寺を拝見しながら聴くご住職のお話しは、100年前、いえいえ鎌倉時代までワープしていきます。琵琶の生演奏に心洗われる体験もどうぞお楽しみに! 第2部からのご参加も可能です。

開催日:2021年12月4(土)
第1部 紅葉の森歩き
集 合:10:00三崎口駅前集合    *荒天中止
持ち物:お弁当、飲み物、(念のため雨具)

第2部 光照寺ご住職のお話を聴く会
時 間:14:00〜15:30
集 合:13:30三崎口駅前集合    *雨天決行
受付後、スタッフの車で三戸の光照寺へ移動します(7〜8分)
お 話:光照寺ご住職 三浦正英さん
・参加資格:こあじろの森くらぶ会員とそのご家族、ご友人
・ご連絡先:メール:info@mori-club.com(高橋) 電話:046-889-0067(仲澤)
・ワクチン接種の有無にかかわらず、マスク、密の回避などコロナウイルス対策をお願いします

 

今年もあります 縁の会!

第28回交流会の後ご希望の方は、恒例の縁の会へ
 縁の会のみご参加の方は伊豆島三浦海岸店17:00集合。
(三浦海岸駅から剣崎行または三崎港行のバスがあります)
 会場は昨年同様、伊豆島 三浦海岸店で17時から、
 会費5,000円(税込み、飲み物別)。
 ソーシャルディスタンスを保って会食の予定です。
 お申込みは11月23日までに、下記連絡先へお願いいたします。
 ご連絡先:
 メール:info@mori-club.com(高橋)
 電 話:046-889-0067(仲澤)


 

 

 

 

第29回交流会予告 「鳥いっぱいの谷と海2022!! 」

 恒例の鳥見交流会、2022年も開催します。
 開催日:2022年2月6日(日)    *荒天の場合は中止します
 集合時刻、コースなど詳細は後日ハガキでお知らせします。

 

 

 

 

 

Copyright(C)Koajiro Woods Club all rights reserved