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第6回交流会

小網代の春を探す!
  聞いて、探して、見つけて、絵てがみも描きましょう

2017年4月29日(土・昭和の日)
 第6回交流会のテーマは小網代の春を探す! 聞いて、探して、見つけて、絵手紙も描きましょうという盛りだくさんの内容が通信に示されていました。さえずり・花・香り・蛙の声・全身に春を感じてリフレッシュしましょうとも。
 どうやってこの複雑な内容を皆さんと共有できるかしばらく考えましたが、やっぱりこれっきゃない、小網代の森を守る会時代に試みた5感を磨くネイチャービンゴだ!今回は下見の時に見つけた春を交流会にも皆さんと共有したいと考えて、見つけて欲しい春を8つ、掲げて歩きました。見つけ次第声に出して共有しましょう。最後まで5感をフル活用、「これって流行りの脳トレよ」と呼びかけて。
     題して      春!まっさかり 小網代の森 ネイチャービンゴ
① 春においでと誘う鳥・・・ちょっとこい コジュケイ 外国人はピープルプレイと聞きなすそうです。
② 春の妖精・・・ ツマキチョウ (イヌガラシが食草 2週間ほどしか命がないとか)
③ 雄は茶色、雌は透明、たまに雄がメスの振りして透明の羽を持つ。(最近名前がアサヒナカワトンボと変わった)
④ ウグイスの巣を探して托卵する鳥・・・ホトトギス  5月半ばには三浦半島に飛来していると思われます。
⑤ 春の妖精青い花・・・フデリンドウ これは一部の場所にしか生えていないのです。
⑥ 月夜のたんぼでコロコロとなく・・・・シュレーゲルアオガエル 名づけたドイツ人が自分の恩師の名前をつけたんだとか。
⑦ 生まれたてのナナフシの子・・・1週間まえの下見で見つけたけれど、果たして今日はどこに?
⑧ でたてのヤマユリの茎・・・・花はすぐに分かるけど茎を想像できますか?
 この8つの発見?を目標にして歩き始めました。参加者は全部で12名。もう目、口、耳がランランと輝きます。今回は特に植物がお好きなHさんがゲスト参加されて、最初の階段から色々教えてくださり大活躍。Hさんが詳しく書いて下さったので、次の紙面で紹介します。残念ながら紹介はヤナギテラスまでなのですが・・・。

 

ともあれ、何か見つけるたびに大きな声で 、森の中ほどでほとんどの方がビンゴ!ヤナギテラスで賞品を受け取りました。守る会時代の販売品の残りのレアものばかり!
 エノキテラスまではシュレーゲルの声を聞き、サラサヤンマやツマキチョウを見つけながら歩きました。ここでまとめをしたかったのですが、ここは静かにという気持ちが大きくなってお弁当だけに終わってしまいました。この紙面をお借りして・・・・。
 新しい発見や教えてもらったこと・・・。クサニワトコ(ソクズ)、リョウメンシダの芽生えがコゴミゼンマイそっくりなこと、カニの巣穴の回りにある苔はジャゴケという名前。
お久しぶり・・・ナルコユリ2株、以前とは違う場所に。
 刈り取られ残ったノイバラにヒメクロオトシブミのゆりかごが。 
求めた8つの春はツマキチョウとホトトギスが未発見でしたが、参加者全員がビンゴになりました。ちなみに我が家では5月19日の夜にホトトギスの声を聞きました。今年は渡りが遅くなったのでしょう。
昆虫が見つかる度にMさんに教えてもらい 見慣れない植物はゲストのHさんに教えてもらい 和気あいあいの楽しい交流会でした。そうそう毎年参加のKさん親子はどんどんマイペースで歩かれ、私達を抜いて行きました。先頭歩きから新しい森情報を発信していただき、穏やかに交流会が進行する助けをしていただきました。参加の皆さん、素敵な一日を有難うございました。
第6回交流会担当 宮本美織(写真・浪本晴美)


 

--- 後 略 ---

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サロン小網代

 随 想


 

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エジプト・ピラミットへ潜る
2003年11月の紀行
 我が国の歴史上の出来事が、初めて中国の国書へ文字として登場した卑弥呼女王。それよりも更に、3300年も古い時代に王朝が確立され文字や記録が残るエジプト。それらを表徴するような巨大なピラミット群やスフィンクス、誰しも遠望しこの手で触れてみたいなと思うことだろう。
 エジプトの首都カイロ、アラビヤ語名はアル・カーヒラ、勝利の都市を意味する。
世界的に有名なカイロ博物館、建物周辺の水場にはパピルス(紙の原料)が生えている。数多くの展示品の中で世界的に有名で最大級のものは、若き王ツタンカーメンの黄金のマスクである。
 ピラミット群は、アフリカ大陸最大の大河ナイル川を渡りカイロから約13キロ南にある。
高さは、キザのクフ146メートル。 カフラー143.5メートル。 メンカフラー65.5メートルの3基が並んでいる。他に有名なものでは、階段状のサッカルのジエセル60メートル。いびつで傾斜角度が変わるダハシュールのスネフル105メートル等がある。確認されているピラミット群の総数は約60基、また約100基という記録もあり、一人の王が複数基のピラミットを造ったという例もあると伝えられる。
 最大のクフ王ピラミットは約4500年前の建造、素材はサイコロ様の角型の石灰岩を積み重ねたもので、創建時は147メートルといわれる。この巨大な石灰岩2メートル正方形の石を、人々は灼熱の炎天下に積み重ねる作業を黙々と続けていったものである。
 中央部にあるカフラーのビラミットの守護神で、大スフィンクスと呼ばれ長さが57メートル、高さは20メートル。顔が人、体はライオンで昔は砂中へ埋まっていたものを1926年に全体像を掘り出したものである。顎鬚の一部がイギリスの大英博物館へ持ち去られたと伝わる。各ピラミット周辺には、王妃王族の小型なピラミットが数多く並んでいる。
 特別料金を支払い、クフ王のピラミット内部へ入ることができる。長大な鉄梯子で降りて行くので腰が痛くなるよといわれたが、私も物珍しさに入ってみる。薄暗くて、お化け屋敷へ入る気分で湿っぽい感じがする。この穴は9世期に開けられた盗掘抗ともいわれる。

 小池百合子東京都知事。女子大を中退しカイロ大学へ留学、イスラムの共通言語であるアラビヤ語に精通、通訳もできる。40年前の在学中、Gパン姿で学友達とピラミットへ登る。強風で吹き飛ばされるというのに、頂上で和服に着替え座布団へ正座し、写真撮影した記録が残る。現在は、登頂厳禁。
 イスラムの教典であるコーラン。日本語訳や英語訳もあるが、真髄に触れるには原本のアラビヤ語で読み理解すべきであるという。食べ物では、イスラム教はブタを汚らわしいといって避ける。イスラム諸国の中国料理ではブタ肉を使わない。また、酒やビール等アルコール類は一切飲まない。インドではヒンズー教の聖なるウシを食べない。イスラエルのユダヤ教では鱗の無い魚介類(エビ、カニ、タコ、イカ等)は食べない。我が国では、精進料理を毎日食べているという人は少ないと思いますね。
◎ 警察官がヒトコブラクダへ騎乗して、ピラミット周辺をパトロールしている。中国や中央アジヤの駱駝はフタコブラクダである。見ていると実にバランスが悪く乗り難くそう。珍しいので、カメラを向けると「チップ」を要求される。なんじゃこの国はと思う。
◎ エジプト名物のハト料理。野生のハト捕獲用のタワーを各所で見る。小さな灯台に似て各所に穴が開いている。一度ハトが忍び込んだら脱出不可能。レストランで皿の上に変わり果て調理されたハトが乗っている。チキンだと思い食べてみる。
◎ イスラムのお正月といわれる「ラマダン明け」。旧歴なので年毎に10日短い。それが偶然にもカイロで体験。断食月(日の出から日没まで食事抜きで呑み水も否、レストラン等も昼間は休業)が明けた最初の日である。子供たちは、お年玉を貰いきれいに着飾って皆なニコニコ顔をしている。大通りへテーブルを並べ、ご馳走を飾り付け誰にでも食べて行けといってくれる。モスク(礼拝所)では、寄っておいでと声がかかる。イスラム国なのに、ここでは素顔でスカート姿の女性達が腕を組み大手を振って歩いていた。 
2017.5.21 祖父川 精治

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小網代を詩う

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質問コーナー

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三浦半島の植物

今回は2011年5月の作品「ノイバラ」をご紹介します。
小網代の森の中にもわずかに残されています。園芸種のバラのようにゴージャスな外見ではないけれど、 強く爽やかな香りを感じていただけたでしょうか。

ノイバラ 2011年5月

画 野内眞理子   詩 中井由実

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今日の小網代

画:H.N

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こあじろの森くらぶNEWS

スタッフの活動

2017.03.26(日)    10:00〜 スタッフ会議
(横須賀市立 市民活動サポートセンター)
午後通信印刷・発送
2017.04.02(日)   水辺公園遠足 10:00YRP野比
午後の交流会下見は季節が早すぎたため、4月22日(土)に改めて行います。
2017.04.18(火)   野内眞理子さん植物画展、搬入・設営 三浦市勤労市民センター
13:30三崎口駅前集合
2017.04.22(土)   10:00〜 三崎口駅前 4/29第6回交流会下見
14:00〜16:00 スタッフミーティング 南下浦市民センター集会室(額縁作成)
2017.04.29(土・祝)   第6回交流会 10:00三崎口駅前
終了後野内眞理子さん植物画展、撤収(三浦市勤労市民センター)
2017.05.14(日)   13:00〜 スタッフミーティング(横須賀市立 市民活動サポートセンター)
2017.05.29(月)   14:00〜 スタッフ会議
ホタル観察会参加 16:30三崎口駅前集合
2017.06.04(日)   ホタル観察会参加 16:30三崎口駅前集合
2017.06.11(日)   スタッフミーティング 総会資料打合せ、会場装飾準備

野内眞理子さん植物画展展示風景(三浦市勤労市民センター)

会員更新のお願い

四半世紀ほども前のこと、小網代の森を守る会の会員の皆さまにお願いして県や市に年賀状を送っていました。中に「小網代の森はいいところだからのこしてください」と書いた小学生のハガキが印象に残っています。幼い願いは天に通じ、森は保全され、一つの目的に向かってともに年を重ねてきた、かけがえのないお仲間が残りました。こあじろの森くらぶの活動を通じて顔を合わせ森の空気に包まれるとき、一番の喜びを感じています。自然を楽しみつつ静かに見守り続ける、未来の森のために、私たちのような存在はなくてはならないものだと考えています。
これからもご一緒にそして元気に、こあじろの森くらぶの活動を続けていきたいと思います。
会費の払込票を同封させていただきました。ぜひ、会員の更新をお願いいたします。
年会費 1000円(7月〜6月 入会金不要)
郵便振替 記号番号 00290-6-137203
加入者名 こあじろの森くらぶ

第2回 こあじろの森くらぶ総会のお知らせ

小網代の森を守る会、小網代の森と干潟を守る会からこあじろの森くらぶに名前を変えて2年が過ぎました。2016年7月から2017年6月までのご報告をいたします。
会場装飾も楽しんでいただけるように工夫を凝らしています。
どうぞご参加いただき、くらぶのこれからのためにご指導下さいますようお願いいたします。
日時   2017年8月27日(日)13:30〜14:30
会場   南下浦市民センター 2階研修室(三浦海岸駅徒歩1分)
※天候が良ければ、議事終了次第に森歩きを楽しみたいと思います。秋の気配が漂い始めた森の空気は不老不死の妙薬、胸いっぱい吸い込んで、リフレッシュしましょう 


ご寄付ありがとうございます

廣川ひで子様
ご寄付をいただきました。大切に使わせていただきます。

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